こんにちは、ちゅうげんです。
今回は自分が嚥下障害について参考にしている書籍を紹介します。
人によって意見はさまざまあると思いますので、
一人の意見として参考にしていただければと思います。
嚥下障害ポケットマニュアル
著者:聖隷嚥下チーム
出版社:医歯薬出版
現在は、第4版となっている書籍となります。
私は、第2版の時に買いましたが、現在は情報量が増えています。
手元に置いておきやすく、すぐに調べられることが一番のメリットだと思います。
評価法や訓練法の基本的なところが押さえられおり、
困ったことがあれば、手を伸ばしやすい書籍と思います。
姿勢から介入する摂食嚥下 脳卒中患者のリハビリテーション
監修:森若文雄 編集:内田学
出版社:メジカルビュー社
表紙に理学療法・作業療法的アプローチと記載されていますが、
言語聴覚士にも必要なことが書かれています。
養成校だけの勉強では顔面や口腔~喉頭までの限局的なアプローチがほとんどであり、
姿勢などに関するアプローチは、
就職後に理学療法士とともに考えることが多いでしょう。
しかし、言語聴覚士も理学療法士と話す上で、
知識がないとどのような姿勢にしてほしいかなど話し合うことが難しい場面があります。
そのような状況になる前に押さえておきたい情報が詰まっている書籍と思います。
プロセスモデルで考える摂食・嚥下リハビリテーションの臨床 咀嚼嚥下と食機能
監修:才藤栄一 編集:松尾浩一郎・柴田斉子
出版社:医歯薬出版
嚥下に関するモデルは5期モデルやプロセスモデルがありますが、
本書はプロセスモデルと咀嚼運動に着目した内容となっています。
基礎編と臨床編に分けられており、理論から応用まで深く学べると思います。
嚥下反射の惹起のメカニズムや咀嚼、嚥下、呼吸の関係などのチャプターもあり、
臨床で悩んでいることも解決できたりするかもしれません。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会eラーニング対応シリーズ 第1分野~第6分野
編集:日本摂食嚥下リハビリテーション学会
出版社:医歯薬出版
日本摂食嚥下リハビリテーション学会の「学会認定士」制度でのカリキュラムを
サポートする内容となっており、
分野ごとに1冊1冊分かれていますので、
自分にとって必要な部分を集中して学べると思います。
第5分野は栄養、第6分野は小児と、幅広く学べるところもよいと思います。
脳卒中の摂食嚥下障害
著者:藤島一郎・谷口洋
出版社:医歯薬出版
現在は、第3版となっています。
私は、第2版を購入しましたが、現在はVFやVEのWeb動画も見れるようですね。
本書は基礎から臨床まで幅広く、摂食嚥下障害について大切な内容が書かれています。
読んでいると難しい本と思ってしまうこともあるかもしれませんが、
ポケットマニュアルと併せて読むと理解が深まると思います。
また学生でも臨床実習や国家試験に必要な知識となると思います。
まとめ
今回は、おすすめの嚥下障害の書籍を5つほど紹介しました。
5つと言っても、シリーズ物がありましたのでご了承ください。
今回紹介する上で、自分が読んでみたいもの、
読んでいるがインターネットにて新品販売が見当たらなかったものは省いてます。
少し挙げると
気になっている書籍(サブタイトルは省略)
言語聴覚士のための摂食嚥下リハビリテーションQ&A
新品販売が見当たらなかった書籍(サブタイトルは省略)
VFなしでできる!摂食・嚥下障害のフィジカルアセスメント
頚部聴診法の実際と病態別摂食・嚥下リハビリテーション
Logemann摂食・嚥下障害
となります。
今後、面白そうな書籍に出会えたら書籍レビューをしてみたいと思いますので、
よろしくお願いします。
皆さんのおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね。
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